恋路火祭り

恋路に伝わる伝説の二人を慰めるために始まった祭り。伝説ゆかりの観音坂を下りてきた大小２本のキリコが威勢よく海の中を練り廻り、この地独特の「油物（アブラモノ）」と呼ばれる仕掛け火も披露され、観衆を喜ばせます。弁天島に設けられた大松明が海を赤く染めて燃え始めると、若者たちは竹ざおにつけた松明を揺らして、美しい火の輪の描き、恋路という名にふさわしいロマン溢れる世界を演出します。