洞壽院

とうじゅいん

如仲禅師は長野県上田で誕生され、能登の総持寺派の流れを汲む師から教えを受けた人である。禅師は白山妙理権現から塩泉を与えられた。だから塩谷山洞壽院を建立したという言い伝えがある。この塩泉にまつわる「塩の華」は寺宝として伝えられている。二世の真厳は元は菅山寺真言宗の僧だったが、曹洞宗に帰依し洞壽院に来た。そのとき真厳禅師が持参した「木造大日如来坐像」は現在市指定の文化財になっている。真厳禅師と共に衆徒たちも曹洞宗に改め一緒に来たので、洞壽院は多くの檀家を持つようになったと伝わる。三世の川僧禅師は学徳に優れ洞壽院の揺るがない基盤を作り、十三世の松厳禅師は徳川秀忠将軍から御朱印を受けた。後に洞壽院は3度の火災に遭ったが、徳川家の大きい後ろ盾のおかげで間を空けず再建された。

郵便番号5290511
住所滋賀県長浜市余呉町菅並
URL
電話番号0749-82-5909

近くの法人

法人名住所
六所神社滋賀県長浜市余呉町菅並458番地
有限会社トヨダ開発滋賀県長浜市余呉町菅並230番地の1
菅並生産森林組合滋賀県長浜市余呉町菅並741番地
洞壽院滋賀県長浜市余呉町菅並492番地
菅並生産森林組合滋賀県長浜市余呉町菅並741番地