滝宮の念仏踊

毎年8月25日に滝宮神社、滝宮天満宮で奉納される念仏踊りで国の重要無形民族文化財に指定されています。886年の春から4年間、菅原道真公が讃岐の国司を勤めており、神社境内地はその官舎跡だと伝えられています。赴任中には大変な干ばつが起こりましたが、道真公自らが七日七晩祈り続けたことで、三日三晩雨が降り続きました。農民たちは大喜びし滝宮の館の前で唄い踊りました。これが「滝宮念仏踊」の始まりとも言われています。その後法然上人が振り付けをし、念仏を唱えながら踊るようになったので、念仏踊りといわれる様になったと伝えられています。全国に残る「念仏踊」のルーツとされています。