五島岐宿風力発電所

球種で初めて地方自治体が出資し第3セクターにて運営している、九州でも先導的で、国内最西端の風力発電で、平成9年、10年の2ヶ年にわたり設置を行い、発電した電気は観賞用温室や風車のライトアップに利用し、余った電力を九州電力(株)に販売しています。発電所は、岐宿町の北端、八朔鼻地区に位置し、支所からも近く」、近隣には魚津ヶ崎公園等もありますが、特に城岳展望所からの風車を望む夕暮れの景色はまさに癒される景色です。五島列島福江島にある岐宿町は東シナ海に面した良港を有する地であり、遣唐使船の寄泊地でもあった歴史的にも重要な拠点です。大陸との文化往来の要所でもあったこの地を吹く風には月ごとに様々な呼称があるそうで、海の生活が風と密接で豊かな関係にあったという証だといえます。