千光寺
せんこうじ真言宗の古刹・芹谷山 千光寺(せんこうじ)は、砺波市東部のなだらかな庄東山地を蛇行して流れ下る和田川べりの芹谷の地に建てられています。当寺の縁起によれば、その開基は、飛鳥時代の大宝3年(703)、天竺より渡来した法道(ほうどう)上人と伝えられています。 千光寺は北陸観音霊場28番札所として格式のある寺院です。本尊である奈良時代の作とされる観世音菩薩立像(県指定文化財)や、鎌倉時代末期の作とされる両界曼荼羅図(県指定文化財)など、さまざまな密教美術があります。建築もまた見事な伽藍を備え、市指定文化財の山門、観音堂、書院、御幸門など時代の特徴と意匠を今に伝えています。そして、江戸時代初期からの貴重な書籍や古文書も数多く遺されています。 1300年に及ぶ千光寺の歴史においては様々な出来事が確認されていますが、現在は開かれた寺院として、年間を通して参拝できるうえ、潅頂のお勤め、ご開帳、芹の市といったお寺の行事も盛んであり、「千光寺さん」の呼称で多くの人々に親しまれています。
郵便番号 | 9391416 |
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住所 | 富山県砺波市芹谷1111 |
URL | http://yokoso.city.tonami.toyama.jp/kanko/www/sightseeing/detail.jsp?id=7178&gid=2 |
電話番号 | 0763-37-0072 |