玉雲寺

京丹波町の名瀑、琴滝の近くに建立された禅寺。 応永23年（1416年）に太容梵清禅氏が須知出羽守慶吉の慈請を受けて開山したが、天正７年（1579年）、明智光秀の市森城攻撃によって寺の建物や宝物はほとんど焼失した。現代の境内・本堂・庫裏は光秀が禅氏の道徳を尊崇し、天正8年に再興したもの。 紅葉が美しい寺として、シーズンになると、カメラマンの姿が多く見られる。 また、町指定文化財(美術工芸品)の正法眼蔵を所蔵している。