剣淵町郷土資料館

鈴石、化石類などの地史資料をはじめ、開拓時代からの農機具や生活用具、古文書類、廃止学校の品など、多様な品を展示しています。 特に剣淵町は、明治３２（１８９９）年に屯田兵制度最後の屯田兵（３３７戸）が入地し、その後の団体移住とともに、未開の原野が切り拓かれました。 本館には、屯田兵に関する屯田兵の官給品、屯田兵手帳や屯田兵名簿のほか、本館の横には、入地当時の生活の様子がうかがえる剣淵屯田兵屋（町文化財・有形文化財建造物に指定）を展示（保存）しています。 剣淵屯田兵屋は、３３７戸の屯田兵一家が住んだ木造の家で、壁も、戸も、窓も、すべて木で作られています。 資料館内の展示品は、多くの町民からの寄贈の品で、当時町内に住んでいた高齢者（五十嵐章さん、窪井義隆さん、藤井今朝良さん）のボランティアによって、収集から展示までされました。