桂城公園(大館城跡)
けいじょうこうえんおおだてじょうあと大館城(別名:桂城)は天正10年(1582年)以前に、当時この地を治めていた豪族、浅利勝頼により築城されたとされている。 慶長7年(1602)、徳川家康の命により、常陸の国(今の茨城県)から秋田へ国替えとなった佐竹義宣に従い秋田入りした小場義成(義宣の従兄弟)が城主を務め、慶長15 年(1610) 正式に大館城代となった。義成を初代として、3代義房の時から佐竹姓を名乗るようになり、「佐竹西家」と称される。一国一城令の例外として存続を認められたもので、当時久保田、横手とともに秋田の城の一つと称された。 戌辰戦争(明治元年8月22日)で南部の軍勢に包囲された際に、城に火を放って西方に退却したことから、城は跡かたもなく焼失。わずかに残る内濠や桜樹・老松のみが当時の面影をしのばせている。 現在は桂城(ケイジョウ)公園として地元住民の憩いの場となり、公園内には野外ステージ、市民体育館、市民プール、武道館が立ち並ぶほか、「大館桜まつり」の会場となるなど、市民に親しまれている。国道7号線上を渡る赤い橋が目印。
| 郵便番号 | 0170891 |
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| 住所 | 秋田県大館市字中城 |
| URL | http://www.city.odate.akita.jp/dcity/sitemanager.nsf/doc/sakura_spot?OpenDocument |
| 電話番号 |